先日、日経にフィナンシャル・タイムズの翻訳記事が載っていた。
[FT]ロンドン五輪の負担は重かった
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV27003_X21C13A1000000/
元記事
The Olympic optimism bias has left Londoners out of pocket
なんつーか、ロンドン五輪は英国民一人につき二百ポンド(三万にちょっと足んないくらい)の負担になったそうだ。
「いや、その分儲けもあったはずだ!」といきり立つ人もいるだろうけど、儲けってだいたいごく一部の人に限られるでしょ。知らん間に負担を背負わされ、さっぱり儲かんなかった人も多いんじゃないのかな。今頃になってこんな記事が出るってことは、「あの時はお祭り気分でよくわかんなかったけど、冷静になってみたらなんかおかしいぞ」という人が増えてきたんだと思う。
だいたい、「オリンピックは儲からない」てのは経済の世界では常識らしくて、また日経のちょっと前の記事なんだけど、
五輪後に景気が悪くなる理由 夏期6大会で例外は一つだけ
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45592940R30C12A8W14001/
てな感じ。
じゃあ、招致委員会のメッセージの
>オリンピック・パラリンピックは夢をくれる。
>そして力をくれる。
>経済に力をくれる。
>仕事をつくる。
て、なに?
あ、もしかすると、これって「特定ヒミツ」?
オリンピックと商業主義 (集英社新書) |
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