2014年12月17日水曜日

写真を見ながら絵を描くのはただらくちんなだけじゃない

 今でもそうしたことはあるのかわからないが、昔は一般公募の絵画展で、入賞作が写真からの模写だったのが判明して取り消し、なんてなことがちょくちょくあった。印象に残ってるのだと、雪村いづみの娘の朝比奈マリアってのが、二科展に入選した絵が写真からの模写だとわかって取り消しになったりした。
 こういうのは目立つから通報されてばれるんであって、もっとマイナーな公募展なら、そのまま入選したものもあっただろう。と、憶測めいたことを書いたが、実際に某展覧会の入選作が、デビッド・ハミルトンの写真丸写しだったのを見たことがある。顔だけ変えてたけどね。密告は趣味じゃないんでほっといたけど、誰か気づかなかったのかな、あれ。
 

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 劇画なんかだと、昔は写真から丸写ししても何も言われなかった。某小池一夫原作のやつなんか、濡れ場が某ペントハウスのグラビアそのまんま、作中で述べるうんちくも記事から丸写し、だったりした。まだ某ペントハウスの日本版が出てない時代だったから、そういうことも出来たんだろな。
 今は著作権もうるさくなったから、自分で撮った写真をパソコンで処理するくらいが関の山だろう。

 短いけど、続きはまた明日。本番はここからなんで。


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