2014年8月14日木曜日

どうするサマーズ!なんて言ってもしょうがないか

 タイトルのサマーズってのは漫才師のじゃなくて、ローレンス・サマーズ元財務長官のことだ。
 以前本宅で触れた(ここここ)のだが、この人は一つの信念として「女って基本的に科学者に向いてねーよな」みたいなことをおっしゃったのだ。
 日本では最近リケジョの星だとかいう割烹着姿のねーちゃんが大コケしたので、そっち側はすっかり意気消沈してしまっていたんだけど、そこへびっくりなニュースが飛び込んで来た。

フィールズ賞:初の女性受賞者にイラン出身ミルザハニ教授

例によって、こっち↓のが詳しい。


 フィールズ賞ってのは、知ってる人には説明はいらないと思うけど、四年に一度四十歳以下の数学者に授与される、「数学界のノーベル賞」のようなものだ。
 そんなわけで、この件についてどなたかローレンス・サマーズ様に感想を聞いてみてもらいたいものなんだが、なんかもう全然そんなことはやんないみたいだね。憶えてる方がおかしいのか知らん。

 でもこのミルザハニさん、ほんとは小説家志望らしい。こういうのをほんまもんの「贅沢」っていうんだよね。いいなー。

 さて、女性が数学を学ぶことについて、日本ではマンガの世界ばかりで、なかなか現実は追いついていない。数学だけでなく、理系全般がそうなんだろうけど。

 
 上の四コママンガは、ウチの娘が愛読していて、おかげで「好きな科目は数学」と言ってくれるようになった(実際、成績も上がった)ので、思春期女子へのマンガの影響力ってバカにならんな、と思う。近々四巻目が出るそうなので、また買ってやらにゃなー。

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