十八歳未満に見せるための十八禁

　スウェーデン、というと、半世紀近く前は「ふりーせっくす」の国という、鼻毛の伸びたおっさんたちが憧れるドリームランドだった。
　今では税金の高い先進的な高福祉国家、という顔の方が知られている。
　がしかし、ディズニーがいつまでも夢の国であるように、スウェーデンもその「夢」を捨てたわけではなかった。
（以下、人によっては、開いた口からピロリ菌が逆流してくる恐れがあります。閲覧は自己責任でお願い致します）

　上掲の動画は、スウェーデンの「幼児向け」のものだ。
　皆様の股間にもれなくついている、ぽけもんときてぃちゃんが、何やら愛らしくなって歌っている。
　そして、この画像が上げられたFacebookのコメント欄は、罵倒の嵐が吹き荒れている。（ほめてるのもあるけど）

　いやあ、どうすんだこれ、って感じなんだけど、似たようなのをどっかで見たような、と思い出したのが、この絵。

　世界に誇る日本の巨匠、葛飾北斎描くところの「和合神」である。
　北斎はこれ以外にも描いてるはずだけど、ちょっと検索に引っかからない。
　まあ、こういうのは変に隠し立てしすぎると、いろいろおかしなことになるわけで、最近も「ろくでなし子」とかいうアーティストさんが、なんとかいう法律に引っかかって裁判になってたりした。
　丸出しにして歩き回れなんて言わないけどさ、誰にでもくっついてるもんなんだから、なんにもないようなフリすんのはやめといたほうがいいやね。
　だからってエロ本やらを解禁すんのはちょと違う。当古書店は現在もエロ本は扱っておりません。
　話が長くなっちゃいそうだから、谷川俊太郎の名作を引用して、とりあえずおしまいにしておこう。


「男の子のマーチ」

おちんちんはとがってて
月へゆくロケットそっくりだ
とべとべ　おちんちん
おにがめかくししてるまに

1582 女声(同声)合唱組曲 男の子のマーチ

おちんちんはやわらかく
ちっちゃなけものみたいだ
はしれはしれ　おちんちん
へびのキキよりもっとはやく

おちんちんはつめたくて
ひらきかけのはなのつぼみ
ひらけひらけ　おちんちん
みつはつぼにあふれそう

おちんちんはかたくって
どろぼうのピストルににてる
うてうて　おちんちん
なまりのへいたいみなごろし