2013年12月4日水曜日

いろんな国の十五歳の学力検査について十五歳の子を持つ親がかかえる釈然としない想い

 OECDという、なんというか、先進国なかよしクラブがある。中学校の社会の時間で、「おいしいでー、じゃないぞー。おー・いー・しー・でー!」と社会の先生が必ず定番を言うあれである。
 なんかそこが、PISAと呼ばれる各国の十五歳を集めた試験をした結果、日本の成績がとっても良かった、と今朝の新聞に出てた。これまでの得点より上で、さっそく脱ゆとり教育の成果が上がってきた、とかなんとか。
http://www.oecd.org/pisa/keyfindings/PISA-2012-results-japan-JPN.pdf
 ↑OECDの評価もほぼべた褒め。舞い上がる文科省のお歴々の顔が目に浮かぶようだ。
 でも、上海(なぜか中国じゃなくて上海)や香港より下なんだけどね。これが始まった頃、日本はトップだったような気がするんだが、 あれは幻だったんだろうか?
 まあいいや、一時期もてはやされたノルウェイは、下の方になっちゃったし、アメリカは相変わらず平均レベルをうろうろしてるし、イスラエルはエラそうな割に平均以下。 とかなんとかいろいろあるわけだけど、引っかかるのはこれ。

Try the test
http://www.oecd.org/pisa/test/

 PISAで実際に出たテストだそうだけど……なめてんの?
 あのさ、日本で十五歳と言やあ、高校受験の勉強を必死でやってる年齢だよね。こんな私立中学の受験問題にも劣る内容のもんなんか、普通に満点とらんかい。前回より上がったとか浮かれてる場合か。
 こちとら娘の受験勉強を見るのに休み返上早朝起床でいらだっとるんじゃ。
 こんなもんができたからって、なんの自慢にもならんわい。 あほんだら。

PISAの問題できるかな? −OECD生徒の学習到達度調査

0 件のコメント:

コメントを投稿