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宮沢賢治『春と修羅』の「春」はどこからくるのか もしくは勅使川原三郎『春と修羅』について
春と修羅 (愛蔵版詩集シリーズ) |
しなかっただろう。盆踊りくらいはしたかもしれないが。若い頃の賢治を知る人は、賢治は音楽好きだが音痴だったと証言している。これはずいぶん親近感を覚える話である。
『春と修羅』の中に、「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」という詩があって、これは岩手県江刺市の原体というところに伝わる念仏踊りに取材したものだ。踊り手は伝統的に皆少年である。
勅使川原三郎はずいぶん前に(と言っても、個人的にはほんのこのあいだのことに思えるのだが)『Dah‐dah‐sko‐dah‐dah』という、この賢治の詩を題材にしたダンスを踊ったことがある。
舞台を見たのはもちろんだが、それから少し経ってNHKの番組でこの剣舞についての番組があり、今は亡き大滝秀治の朗読をバックにどこかの草原で勅使川原三郎が踊っている映像が流れたことがある。今思うとビデオに撮っておけばよかった、と悔やまれてならない。
2016年6月5日日曜日
2016年6月1日水曜日
獄中での読書はとても良く捗るとは聞くが
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