2019年10月24日木曜日

この「つまらなさ」はただ事ではない!!の続き

 「つまらない」ものについて語る時、人はただ罵倒するばかりになりがちだ。なぜかというと、「つまらない」ものは人の思考を停止させる働きがあるからだ。
 するとどういうことが起きるかというと、「つまらない」物を罵倒するついでに、その「つまらない」ものを面白がっている人を同時に罵倒してしまう。
 本当は「つまらない」ものと、それを面白がってる人を分離させなければならないし、それを分離して語るということは、おおよそ「時代」について語ることになってくる。
 面白いものはやはり時代に対して垂直に立っているが、「つまらない」ものは時代に寄り添うように寝そべっているものだからだ。